共働きにちょうど良い家:家づくりを成功させるポイント

共働きにちょうど良い家

こんばんは。あおいろです。

色々な世情により働き方はものすごく多様化してきています。我が家もそうですが、共働き世帯もかなり増えてきました。今回は我が家が共働きで家づくりを成功させるために考えていたポイントをまとめようと思います。夫婦それぞれが、子供が、快適に過ごせるように考えてきました。

家づくりを成功させるポイント

結論から言うと次の8点です。

快適ハウスのポイント

1・仕事スペースを作る
2・物の配置を考えて自分のことは自分でできるようにする
3・動線を考える

4.家事にイラつかない空間づくりをする

5・リビング・ダイニングを集まりやすい空間にする

6・取り出しやすい収納をなるべく増やす
7・どこでも勉強・仕事できる家にする
8・税制優遇は最大限使う

ではそれぞれの内容について紹介していきます。

仕事スペースを作る

1.1我が家の仕事スペース、妻は書斎、夫は小部屋

2畳ほどのスペースを大人は各自持っています。(寝るのは主寝室)

仕事なり趣味なりをするスペースがあることで夫婦の距離感がとれるようになり、優しくできるようなる気がします。妻は主に仕事をするために使っていますが、夫は在宅での仕事ではないのでただの趣味部屋ですね。これは我が家のこだわりでした。これが作りたくて注文住宅にしたといっても過言ではありません。書斎には机と棚だけを用意しています。あとは自由に、というのも楽しいそうです。

Panasonic 家ではたらく プラスワンスペースより https://sumai.panasonic.jp/interior/enjoy/plusone/

物の配置を考えて自分のことは自分でできるようにする

大人も子どもも自分のことは自分でできるようにしてもらわないと、家の中が回りません。なんでもやってあげられる状況ではないので、せめてやりやすいようにはしようと考えています

  • 手に取れる場所にあるタオルやパジャマ

小さくても確実に使うことになるタオルやパジャマ。2歳くらいからは保育園で自分でお着替えも練習しますよね。その一環としてパジャマやタオルは子ども用の高さと大人用の高さとに分けて洗面所の棚においています。必要になったときに取れるようにしておくと、楽です。

複数の棚に分けて収納しておくことで洗面所の棚はすこし多めに設計してもらいました。

  • 各所に個人の“とりあえず箱“

リビングボードなどインテリアを置くようなスペースに、個人のとりあえず箱を用意しています。「今すぐは使わないし場所が決まっていないけれど必要なもの」を入れる場所があることで、机の上など見える場所がある程度片付きます。あふれそうになったら各自の部屋に移動させます。

動線を考える

玄関手洗い

共働きということは家に誰もいない時間が比較的多く、家に誰かいるときは家族の多くが揃うということが想定されます。帰ってくるタイミングや手洗いうがいのタイミングが被りやすいともいえます。(我が家は基本的に夜19:00以降のコアタイムに週5は全員が揃います。)

そこで考えたポイントは

  • 無駄な動きを省く

最初に提示された間取りはこうでした。どう見てもキッチンから洗面所まで無駄な動きが発生しそうだったので、キッチンの位置を変更して洗面所まで近い動線にしました。

  • 玄関手洗い

2021年からの世情により流行ってきたやつですね。住友不動産さんの間取り提案には元から入っていました。玄関手洗いがあると何がいいって手洗わない族にも手洗いをさせやすいんです。水道がすぐそこに目に入るので、洗えと言われれば洗うよっていう方たちにも洗ってもらいやすいです。来客時にも手洗いしてもらえます。

子供がいると怖い(めんどくさい)感染症第一位に嘔吐下痢があげられると個人的には思っています。そういったものの予防のためにも手洗いは重視していきたいです。ちょっとずれましたが。

  • 家事分担が容易な配置

これは無駄な動きを省くのと少し近いのですが、家事をみんなで同時にする際に声掛けがしやすい配置だと分担がしやすいです。キッチンにいて料理や片づけをしているのが見えれば、洗濯をしておこうか、となりますし、洗濯してー掃除してーというのも言いやすいです。

  • スマートキー

「毎日の家事」を最小限にするため、まとめ買いを多用しています。家族が増えるとそれでなくとも買い物は多いです。その状況に便利でストレスフリーなのがスマートキーです。

スマートキーは「電子錠」などと呼ばれるシステムのことです。最近の車の鍵の多くがこれです。操作がスムーズで、急いでいるときのストレスが軽減されます。防犯性も高いと言われています。一方で電気を使うので停電時に使用ができなくなります。我が家はそれが怖いので普通の鍵でも開くタイプにしました。

家事にイラつかない空間づくりをする

ニッチ

うちは夫婦そろってそんなに家事が好きではありません。どちらかというと苦痛です。できる限り家事だけに時間をついやさないように「ながら家事」と「まとめ家事」のメリハリを意識しました。

  • 「ながら家事」をする部分

こまめにしたらすぐ落ちるタイプの汚れや、毎日の習慣で8割が終わるものを「ながら家事」に分類。具体的には油汚れ・カビ・水アカなのでキッチンとお風呂と洗面所です。「ながら家事」部分は流れ作業のごとく頭で考えずに家事ができるように工夫しました。設計時点でこだわらなければいけないのはニッチの多用です。そこに掃除用具やティッシュなんかを置ければ完璧です。

キッチンは掃除が楽という1点のみでIHにして、調理後に調理をしていないほうが拭き掃除をします。手に取れる範囲にアルコール除菌スプレーや掃除用具を置いています。なんなら食後の食器の片づけと同時並行でやります。

お風呂はカワック®みたいな床を採用。そのうえで風呂後に床と壁を軽く流します。子供がいる場合、割と大変です。最後に風呂に入る人に一任です。

洗面所は顔を洗ったあとにすぐに鏡や周りを拭けるように掃除用具を目に付く場所に置いています。

  • 「まとめ家事」をする部分

多少時間が必要なものを「まとめ家事」に分類しました。具体的には名前のある家事代表の料理と洗濯と(床)掃除です。

料理は前述の通りある程度まとめ買いで対応して、作り置きです。そのために必要となるのがタッパやガラス容器などの置き場。(我が家はiwakiの容器を使用しています。)あらかじめ余分目にスペースをとっておき、料理動線を考えて置く場所を決めると楽です。

洗濯は夜や休みの日にまとめてやります。基本的に乾燥までやれるドラム式ですが、シャツやニットなどは干すことになります。なので洗いかごを

  • 洗濯だけ
  • 乾燥まで-1(近いうちに使う予定および濡れたもの)
  • 乾燥まで-2(来週以降に使う予定)

と3つ用意して、時間制限順に回します。

このかごは来客時には奥に押しやれるようにすることで一見きれいにもみせられます。

リビング・ダイニングを集まりやすい空間にする

リビング・ダイニングの横に用途不明のスペースをあえて作っています。我が家はまだ子供が小さいこともあり来客はそう多くはありません。(これは個人のライフスタイルによります)

この用途不明スペースは、

  • たたむ予定の洗濯物置き場
  • 子供がプラレールを広げる場所
  • ごろ寝スペース

にはなるのだろうと想定しています。

以上の用途に使う場合、家族が勝手に揃う場所になります。子供が大きくなってきたらまた話は変わりますが、一人もしくは兄妹で遊んでくれていて大人はゆっくり家事ができる状態が理想と思っているので、集まりやすく色々しやすいスペースは重要だと思っています。また、スペースに遊びがあると余裕が持てる気がしています。可能であればぜひ。

取り取り出しやすい収納をなるべく増やす

収納はものすごく大事です。見せる収納なども世の中にはありますが、あれは個人的にはセンスが大変重要だと思っているので、簡単な隠せる収納で使いやすい収納を意識しました。収納を考えるうえで重要なのは

  • 奥行
  • 容積
  • 場所

の3点です。奥行は深いと出しにくく、浅いと入りません。設計士さんはよく知っているとは思いますが、設計時によく確認して実際どのくらい必要なのかを意識しておくことが重要だと思います。

容積はたとえ浅くても範囲が広いとそれはそれで使い道があるということです。具体的にはキッチン下のスペース。カウンター部分を収納にできるオプションを(オプションなのに珍しく)つけました。ここには普段机に出っぱなしだった文房具や書類なんかを収納します。

場所は言わずもがなですよね。1階で使うものの収納が2階にあっても大変なだけなので、1階で使うものの収納、2階で使うものの収納はそれぞれ分けて考え、なるべく使う場所の近くに収納が来るように計画するほうが良いと思います。

どこでも勉強・仕事できる家にする

リビング・ダイニング・自分の部屋・フリースペースどこでも勉強できるのが個人的には嬉しいです。やりたいときに勉強・仕事ができると効率が良いからです。机と椅子もしくは何かしら台になるものは各所に作りました。何か作業をやっていてご飯の時間になったら物を少し移動するだけで食事がとれるというのもいいなと思っています。

税制優遇は最大限使う

住宅ローン控除は使える人は最大限使ったほうがいいと思います。

我が家は最大限使えるようにペアローンです。

加えて自治体ごとに多少建てる際の補助がある場合もあります。

太陽光、蓄電池、ZEHなどの補助が中心ですが、建てるだけで20万助成のところもあるので、住む予定の自治体のHPは詳細に調べることをおすすめします。

4月以降だとその年度の助成がしっかりと記載されている可能性が高いです。

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まとめ

今回は共働きの家づくりとして工夫した点を紹介しました。

どの点も個人のライフスタイルや年齢によって変わってくるところかと思います。家族みんなが快適に暮らせる家が理想だと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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