【ちょうど良い家づくり】間取り希望の伝え方

間取りの伝え方

「4LDKがいいな」

「庭が欲しいな」

マイホームを買う理由は人それぞれあると思いますが、楽しい未来を夢見て家づくりを始める方が大半だと思います。まず初めに行うのは、間取り希望を伝える打ち合わせ。要望を具体的に述べられるならいいですが、明確になっていない点などもあると思います。

この記事では間取り打ち合わせで考えるポイントや伝えるポイントをお話していきます。

ちょうど良い家づくりのための間取り希望の伝え方

我が家は設計に関してはプロに任せたいと思っていたのですが、それでもそれぞれのライフスタイルに合わせた自分の希望をしっかり伝えることは重要です。「ここはこういう間取りで!」みたいな希望の伝え方ができる人ばかりではないと思います。我が家も基本的にはできません。我が家が最初に伝えた希望は

  • 各自のスペースが欲しい
  • 各所に収納が欲しいけど、ものそのものは多くない
  • リビングに集まれる構造がいい
  • 明るい家がいい

のようなものでした。

それでできてきた間取りがこちらです。

最初の間取り図

そのほかのことも含めて色々と打ち合わせをしていく中で上記に加えて

・各自のスペースが欲しい
・各所に収納が欲しいけど、ものそのものは多くない
・リビングに集まれる構造がいい
・明るい家がいい
      +

・窓にはあまり興味がない(掃除が大変だし)

・玄関手洗いが欲しい

・畳のスペースはそこまでいらない

・動線を意識したい

いろいろと加わっていきました。

それでこちらができてきました。

更新版間取り図

失敗しないために考えるポイント

設備面での洗面所など、希望は今使っているところが不便かどうかで変わってくると思います。不便だと思ったら「ここはこうしたい」がすんなり出てくると思いますが、明確な不満がない場合は「どちらでもいい」になりがちです。そこで最初に最低限の要望が家族で共有できたら、生活を具体的に考えてみることがおすすめです。【全般】【動線】【収納】【生活】に分けて考えてみたいと思います。

【全般】暮らし方とは、家族のイメージ。どんな家族が理想?

家族
  • 理想の暮らし方を写真やエピソードで伝える
  • ない場合は今の暮らし方を伝える

【動線】動線とは、人の動き。いつだれが帰ってくる?

帰宅
  • 帰ってきてまずすることは何かを検討。
  • まとめてする家事はあるか、あれば何をまとめてしているかを検討。
  • 上記について優先順位を伝える。

【収納】収納とは、中に入れてしまうもの。見せるものか見せないもの?

収納
  • 絶対にもっていく家具・家電を列挙。できたら大体のサイズも。
  • 今ある収納が不満な場合は、収納したいものを列挙し伝える。
  • 今ある収納で満足な場合は、今ある収納のサイズと入れているものを列挙し伝える。

【生活】生活とは、ライフスタイル。家で過ごすことが多い?アウトドア?

キャンプ
  • 家で過ごすことが多い場合、家の中が居心地良くしたいことを伝える。
  • アウトドアの場合、物の置き場や動線をはっきりと伝える。

以上のようなポイントは、家づくりをするうえでどの家にも当てはまるポイントだと考えられます。

一つ二つ希望を形作るポイントが出てきたらあとは自分たちの家族で話し合うだけでどんどん希望が出てくるでしょう。

設計の方への伝え方

色々言わなきゃいけないことが見えてきてもなかなか言えないものです。そうなりそうならまず紙に書いてみましょう。次に優先順位を決めてみます。必ずしも1から順番じゃなくてもいいです。高・中・低の3段階でも設計士さんはプロですのでわかってくれます。そのうえで土地の大きさやいろいろな制限によって可能なこと不可能なことが出てきます。それが出てきたらあとはディスカッションです。

・明確に伝える

・紙に書いて伝える(可能なら図や写真をイメージとして見せる)

・優先順位を決める(高・中・低)

・遠慮しない

まとめ

思うこと、感じたことを素直に伝えると、そのレスポンスで設計士さんもどのような家がいいのかを形作りやすくなります。すると思ってもみなかった良いアドバイスや間取り、提案などが出てくることもあります。その場その場での対応に自信がない方はとにかく書いてみるということを目標にしても良いと思います。

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