マイサイズの貯蓄率!我が家の場合を徹底シミュレーションしてみた

マイサイズ貯蓄率

我が家が目標とすべき貯蓄率はどれくらいでしょうか、色々懸案してシミュレーションしてみました。手取り収入の20%が目標といわれますが、ライフスタイルやそのほかの事情によっても難しい年もあります。無理なく貯蓄したいものです。

共働き世帯の貯蓄

手取り収入の20%が目標といわれますが、ライフスタイルやそのほかの事情によっても難しい年もあります。ずっと20%を維持できたら最高だとは思いますが、そんなに貯蓄ばっかりしても夫婦二人だけの時に楽しまないと一生できないこともあるだろうし、子どもが小さいうちに遊園地や旅行に行かないとそれも今しかできないことだし…と堂々巡りでぐるぐるします。無理なく貯蓄したいものです。

共働き世帯が一般的にどのくらい貯蓄するべきなのかはこちらから。

共働きの貯蓄目標 共働き世帯の生活費は327,652円!その管理方法

平均貯蓄率から考えたい自分サイズの貯蓄率

シングル世帯は家賃があるかとどうかで変わりますが、実家など家賃に相当するものがかからない場合は手取り収入の30%~40%、かかる場合は20%を目指せると思います。

共働き夫婦2人で教育費の負担がない世帯は一般的に最も貯めやすい時期(個別の事情は除く)。手取り収入の20~30%の貯蓄を目指せると思います。

子育て中は、保育料の負担が大きいタイミングと高校・大学のころは貯蓄するのが難しくなることが一般的です。小学校のうちが貯め時といわれますが、それも学校事情によりますね…。貯められるときや臨時収入などのお金をこつこつためて、最終的に手取り収入の20%の貯蓄を目指すのが一般的だと感じます。

世間様で言われる目標貯蓄率は分かりました。でもよそはよそ、うちはうち

我が家が目標とすべき貯蓄率

我が家の状況ではいくら貯めるのが目標なのか本気で試算して見ました。

条件

夫婦ともに65歳までは働く

子どもは高校までは公立

高校までの子ども費用は家計から

老後の目標資産は6000万

住宅修繕費は20万円までであれば家計から

2042年までに住宅ローン完済

車はいつか買うけど定期買い換えなし

多少なりとも昇給する分は変動する支出で相殺されるものとする

いざ! シミュレーション!

貯めないといけない総額

教育費、老後費、住宅修繕費、車費用がそれぞれ最終的にいくら必要なのか試算しました。

教育費:600万×2

老後費:6000万

住宅修繕費:300万

車費用:150万

住宅ローンの繰り上げ返済:2500万

総額=10150万円

え、1億超えるの?総額、とてつもない額ですね。

(必要な額の詳細)

子どもの教育費は2人分で1200万円貯める必要があります。児童手当で上の子181万円、下の子193万円貰えるはずなのでそれを除いて残り826万円

車はだいたい150万円位の車を購入なので150万円

住宅修繕費はミサワホームから提示されてる額から300万円

老後費用は生活費25万×12か月×(90歳-65歳)=7500万

年金は見通しが一切つきませんが、最低でも月10万はもらえると仮定して10万×12か月×(90歳-65歳)=3000万

7500万-3000万=4500万円が生活費として必要な額。

老後リフォームや医療費がかさんだとして、その分の貯金1500万。しめて6000万

住宅ローンの繰り上げ返済は14万×12か月×20年+ボーナス払い15万×2×20年分を除いた残額なので残額2500万

お金が降ってこないかな…とかいっていても始まらないので具体的にどうしていくかもシミュレーションします。

家計の余剰資金(貯蓄)

我が家は毎月収入は一定です。残業もほとんどないもしくは残業がない職なので変動しません。

家に入れる額としてざっくり

夫:20万円

妻:30万円

くらいです。今は残りの分は全てお小遣い。ただしお小遣いからコンタクト代やその他医療費、交通費も出します。

支出は多めの予算取りをして、余ったらプール金。

我が家の支出と予算取り

固定費:22.7万円

変動費:19.5円

収入-支出=毎月貯金できるはずの額として毎月78,000円貯蓄できるはず。

つぎにボーナス。ボーナスも変動しません。景気の影響もない職種ですし。

夫:20万円×2回

妻:55万円×2回

ボーナスから支払う予定のものは固定資産税、年払いの保険、住宅ローンのボーナス支払い。

固定資産税:20万円(予算取り)

年払いの保険:48万円

住宅ローンのボーナス支払い:15万円×2回

収入-支出=ボーナスで貯金できるはずの額として年間52万円貯蓄できるはず。支出のうち年払いの保険は貯蓄性のあるものなので資産扱いにします。解約返戻金が100%超えるのは10年以上後ですが…まぁ老後費用か学費と思えば許容範囲です。

年間貯蓄できるはずの額

上の貯蓄できるはずの額を全て足すと193.6万円になります。年間貯蓄額としてこれくらいは貯蓄したい…という額。

毎月貯蓄できるはずの額=7.8万円

ボーナスで貯蓄できるはずの額=52万円

年払い保険=48万円

これをざっくり30年。

193万円×30年=5790万円

貯金だけだと5790万円にしか到達しない

わかってました、わかってましたけど厳しいですね。老後のリフォームは諦めないといけない。それは生活しにくいとおもいますが仕方ないですね。

リスクをとる必要性

さすがに理想と現実の差が大きすぎます。ギャンブルするわけにもいきませんが堅実に投資していく必要がありそうです。

適切に投資していくためにはリスクは必要不可欠です。リスクはどんな物事にも存在するもので、家を買うこともリスクの一つですし、住む場所一つとってもリスクとの兼ね合いです。少額ではじめやすい投資からはじめてリスクをできるだけ低減させていく必要があります。

今はいい制度があるので、可能な限りそれらを使っていきたいと思います。例えばNISAは株式投資などの配当金や分配金、譲渡益が非課税になる制度なので、高い税金を払わなくていいお得感がいいです。投資の基本概念は保有する株式などが値上がりし、購入した時よりも高い値段で売却することができれば利益が得られることです。また株式を持っているだけで、株主優待などいろいろもらえることもあります。個人的にはカタログギフトが好きです。

我が家がとるべきリスク

我が家がどれくらいのリスクを取らないといけないかもシミュレーションしてみました。

必要となる総額=10150万円から貯金などで貯められるであろう5790万円を引くと不足額は4,360万円

今ある貯金から100万だけ初期投資にして30年間投資をすると

使用したのはこちらの資産運用かんたんシミュレーション。
http://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html#!simulation2

約5万毎月投資に回すと目標金額まで到達できそうです。5万…バイトすればいけるかな。いやどちらかというと節約を頑張ったほうがいいかな。

投資割合を考えないといけない

家の貯蓄や資産の何割を投資に回すのかはリスクをとれる許容量によります。とはいえ来月必要なお金を投資に回すとそれはギャンブルと同じです。30代の今だと老後はまだまだ先ですので、老後のお金として必要なお金や本当に余ったお金を投資に回していくことが可能です。

「お金の色分け」という考え方あるそうです。お金を使う目的と時期によって次の3つに分類することです。

・生活に必要なお金:日々の引き落としや突発的な出費に必要なお金

・将来使う予定のあるお金:教育資金など

・当面使う予定のないお金:年代によりますが老後資金や余り資金

期間によっては比較的リスクを取ることも可能です。期間が長ければ結果として損失が出ても、運用の見直しやそのお金を使用するタイミングをずらすなどで対応できる場合があります。老後資金であれば「3年間バイトする」などの対応でどうにかなる場合もあるかなと思っています。

いろいろ判断していかないといけないのが面倒くさいですね。判断コストもばかになりません。お金を分けるところからプロに任せる手段もありますし、自分である程度生活に必要なお金、将来使う予定のあるお金、当面使う予定のないお金を自分で分けてからあとはプロに任せるという手もあります。自分のライフスタイルに合う方法を検討していきたいです。

個人的にはファイナンシャルプランナーさんへの相談がいろいろな状況を総合的に考えてやってくれるので楽で楽しかったです。

担当してほしいFPさんが選べる【FPナビ】

まとめ

我が家の理想の生活を送るためには、投資が必要不可欠であることがわかりました。思ったよりも必要なお金が多いので、少し真面目に投資に回す額を考えていかないとまずいです。最適な投資割合は個人のライフスタイルやお金を使う時期によって変わってきます。無理しない範囲で節約&許容できる範囲の資産運用を検討していきます。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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