床材はどれがいい?【2022年】ミサワホーム

床材の決め方

先日ミサワホームの本社ビルで細かいところを決める打ち合わせを行ってきました。打ち合わせで決めたこと、その過程をお伝え出来たらと思います。全3部作の予定です。
この記事ではミサワホームで選べる床材や我が家が考えたことをお伝えします。

床材を決めるのはいつ?

床材を決定するのはたいてい契約後の打ち合わせです。それまでは営業さんの裁量や建築会社のルールに従った暫定品が入っていることと思います。

我が家はミサワホームとの契約後の打ち合わせ2回目で、設計部分の間取りが決まったタイミングで壁や屋根を決めていきました。金消契約はそのあとですので、ここで大幅に予算が浮けば、本審査で申請していたローンの借り入れ金額を下げられます。

床材は色味・肌ざわり・ドアや壁との調和を総合して考えるので、家の内側を決める際に最初に考えます。

間取り打ち合わせ②の内容

床材はカタログを見たときから主寝室にはオプションでもこれを入れたい!というものがあったので、そこに関してはすんなり決まりました。それ以外も大体絞ってはいましたが実際に触ってみるとやはり印象が違うので迷ってしまいました。

床材はテーブルに乗るような30cm四方の見本を触ってみて決めます。触ってみると肌触りが全然違っていて、楽しいです。

我が家の(元々の)床材

我が家の1Fの床は、Live Natural PLUSというアサヒウッドテック工業さんの比較的お値段の高い床が入っていました。住友林業でもよく使用されているようです。

たしかにさらさらとした質感が魅力的で、傷や汚れなどに対する性能も十分なものでした。しかし、家の中を走り回る4歳と下の子のことを考えるとさらさらとすべりが良過ぎるのも転倒リスクになると考えました。それによりLive Natural PLUSはやめてミサワ部材カタログから選ぶことにしました。

床材の種類

床材はフローリングとカーペットに大別されます。
フローリングは更に“無垢材“、”挽板“、”突板“、”シート“にわけられます。

床材の特徴

お値段は無垢材が一番高いです。こだわりのある家づくりになると無垢材を選ばれる方が多いとのことです。我が家は機能性一択でしたので無垢材は候補に入ってもおりませんでした。

最近人気のフローリングはツーピースだそうです。
ツーピースは幅広のフローリングです。いままでの一般的なフローリングはたいていスリーピースの幅が狭いものです。ツーピースだと床の木目が美しく映えます。ただその分お値段が比較的高いものが多いのが難点…。

ちなみにですがシートフローリングから突板に変えると+10万程度になるそうです。

床材選びのポイントは3つ

  • ライフタイル
  • 機能性
  • デザイン性

ライフスタイルは、家の中でどう過ごすかです。素足生活なら肌ざわりの良いものを選択すると快適性がグッとあがるでしょう。加えて椅子生活であるか、カートなど床の傷になりやすいものを毎日使う生活であるかなどを懸案して傷つきにくい素材にするなどライフスタイルを基軸に決めると比較的すんなり決まるといわれています。
機能性は部屋の用途などに合わせて防水性や遮音性を意識することです。2Fの床であればある程度遮音性のある床材を選択するといいかもしれません。
デザイン性は文字通りですね。「大理石のような風合いが好みである」とか「無垢材にあこがれがある」など、個人のこだわりに大きく寄ってきます。また、色も大きな要素です。床の色によって部屋の印象や明るさはかなり変わってきます。現在住んでいる家の床の色に特に不満がないのなら似通った色にすると生活のイメージがしやすいかと思います。

候補にあがったものと値段

我が家のライフスタイルと選択基準は子どもが中心ということです。

  • 子どもと妻は素足
  • 椅子生活
  • プラレールで遊ぶので傷がつきにくいもの

子どもの転倒リスクをある程度低減して、傷がつきにくいものという機能性やライフスタイルをメインに検討していった結果、候補にあがったのは以下の床材です。

色は今回度外視していました。機能性で選んだものの中で選べる色があるのならその中から選ぼうという意見で一致したからです。

・EMフロア(リビング)
・うづくりplusフロア(リビング)
・リアルマルチガードフロア(リビング)
・テキスタイルフロア(主寝室)
・リアルマルチガードフロア(2F, 子供部屋の床)
・アッシュコンビネーション(AC)フロア(2F, 子供部屋の床)

【EMフロア】

木目の美しさを引き出した突板のEMフロアは、木肌のぬくもりを感じられるフローリングです。こちらはワックス不要、耐キャスター性を備えているため、機能性でも優れています

EMフロア

【うづくりplusフロア】

耐摩耗性、耐汚染性など機能面に優れたフローリングです。突板に特殊加工を施したこのフローリングは、Live Natural PLUSと比較するとやはり質感としてはざらざらしていますが、逆にこのざらざら感が転倒防止に繋がるように感じました。

うづくりplusフロア

【リアルマルチガードフロア】

ミサワオリジナルフローリングのリアルマルチガードフロアは、車いすなどのキャスターでも対応可能なシートフローリングです。

RMガードフロア

【テキスタイルフロア】

こちらは主寝室用に考えていました。妻が素足で生活するため、寝室は冷たくない素材が良いと希望を出し候補に上がりました。カーペットですが水をはじく素材で、下手なフローリングよりも水に強いとのことです。同じテキスタイルフロアの向きを変えて貼り分けることで模様が違って見えて面白いです。

テキスタイルフロア

【アッシュコンビネーション(AC)フロア】

天然木のアッシュを突板に採用したこのフローリングは、幅広デザインでコストパフォーマンスにすぐれています。最も明るい色合いのホワイトアッシュはカタログよりも木の感じが強く茶色に見えます。

ACフロア

我が家の床材

我が家は現在住んでいる部屋の床がかなり白いらしく、それに合わせて考えると一般的にはお勧めされないレベルの白い床を選ぶことになりました。現状の生活や明るさに不満がないので、リビングに関しては出来るだけ白い床を選びました。
候補の中から最も白く見えたフローリングはうづくりplusフロアのホワイトアッシュ
リビングの床はこちらに決定しました。これでLive Natural PLUSから-4万です。EMフロアと迷いましたが、明るく見えるうづくりに軍配が上がり、うづくりになりました。EMフロアであれば-7万だそうです。
2F主寝室は妻の強い希望によりテキスタイルフロアの藍墨茶。テキスタイルフロアの中で最もシックな色合いのものです。
それ以外の子ども部屋、廊下はコストパフォーマンス重視でアッシュコンビネーションフロアのオーク、趣味部屋はアッシュコンビネーションフロアのウォールナットになりました。2Fは大人のそれぞれの趣味を前面に押し出したプライベート空間となりそうです。

まとめ

床材では誤算の範囲内とはいえ少しだけ減額することができました。
素足生活なのであれば質感を最優先して、ライフスタイルに合わせた床材を選ぶことで比較的スムーズに理想の床材を選べるのではないかと思います。床は想像以上に明るく見えるそうなので、実際の写真を設計士さんや営業さんに見せてもらうとイメージがつきやすいと思います。

3部作の①屋根についてはこちらから。

屋根の決め方 ミサワホームの屋根材えらび【2022年】

②外壁材についてはこちらから。

外壁の決め方 外壁材はどう選ぶ?ミサワの事例【2022年】

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